(うらぼんえせがきほうよう)
日時:8月18日 午後1時
旧暦の7月15日は盂蘭盆会を行います。
この行事の由来は、『お釈迦(しゃか)様の弟子である目連(もくれん)尊者(そんじゃ)が亡くなったお母さんに会いに行くと、食物を食べれない餓鬼の世界でお母さんが苦しんでいた。その母を救おうとお釈迦様に相談し行くと、雨季の間3ヶ月間、寺に籠もって修行している僧侶の修行が終る7月15日に食べ物や衣服などを供養すれば、母は天国に往くことができると説かれたと…。』
この話が説かれている盂蘭盆(うらぼん)経(ぎょう)が根拠です。
それが日本にきて変化し、7月13日~16日にご先祖様が家に帰ってくるという行事になりました。今はその期間も延びてお盆の1ヶ月くらい前から、お寺によってはお盆参りが行われています。
関西では8月をお盆の月としています。
これは僧侶の修行が終る日が、インドの暦では7月15日、中国の暦では8月15日であり、関西では農繁期(のうはんき)を避けた8月のほうが都合がよいので、中国暦を採(と)ったからだと思われます。
当寺では8月18日に施餓鬼法要を行い、先祖供養を行います。