ご挨拶
嘉応元年、灯篭堂として創建されたのが始まりです。
ホームページをご覧いただきまして、誠に有難うございます。
住職の高橋 弘圓(たかはし こうえん)と申します。
嘉応元年(1169年)、平清盛公が和田岬に僧侶1,000人を集め、大輪田泊と瀬戸内航路の海上安全の為に萬灯会を行い法華経を転読した時に、灯篭堂(灯台)として創建されたのが當寺の始まりです。
明るい灯で進路を照らす灯台のように、現在も尚、人々の生活を見守り続ける存在でありたいと願います。
今後とも、万代山大日寺を宜しくお願いいたします。



きえぬべき法のひかりの灯(ともしび)をかかぐる 和田の御崎なりけり
當寺が海上安全祈願の灯篭堂として創建された後、春と秋の年2回、千僧供養が行われていました。
承安二年(1172年)の春には、後白河法皇が行幸され、1,000人の僧侶と読経をされました。
この際、西行法師も参列したそうです。
"きえぬべき法のひかりの灯(ともしび)をかかぐる 和田の御崎なりけり"
この詩は、その時に西行法師が詠った詩です。